在宅ワークを始めて、気づけば6年目になりました。
◆私の働き方についてハンドメイド作家と業務委託の仕事を組み合わせて働く在宅中心のフリーランスです。・納期はあるものの、日々のスケジュールは 比較的自分で調整しやすい・時間の融通がききやすい働き方
前の記事では、在宅ワークになって良かったことを書きました。
子どもの予定に合わせやすいこと、通勤がないこと、体調に合わせて動けること。
この働き方だから助かっている部分があるのは確かです。
でももちろん、良いことばかりではありません。
6年も続けていると、思っていたより大変だったと感じる場面もそれなりにあります。
今回は、会社員として働いていた頃と比べて、在宅ワークやフリーランスの働き方でしんどいと感じたことを書いてみようと思います。
収入が不安定なだけじゃない。将来の不安がずっとついて回る
在宅ワークやフリーランスでまず大きいのは、お金まわりの不安です。
ハンドメイドを始めた初期は、思っていた以上に順調でした。
売上が伸びていた時期は、もしかしたら正社員だった頃より余裕が持てるかもしれない、と思ったこともあります。
でも、ずっとその状態が続かないのがフリーランス。
売上が下がる時期もあるし、流れが変わることもある。
そのたびに、今後どうなるんだろうという不安がついてきます。
会社員の頃は、毎月決まった収入があり、社会保険や年金のことも含めて、ある程度は仕組みの中で守られていました。
でもフリーランスは違います。
退職金もない。
年金も会社員より少ない。
この働き方を、あと何年続けられるのかも分からない。
目の前の売上だけではなく、その先のことまで考え始めると、不安は本当に尽きません。
どれくらいの収入を目指すかにもよるとは思いますが、
私の場合は、会社員並みの収入を目標にしていたので、正直かなりきついと感じる場面もありました。
人によっては、外で働いた方がなんぼか楽と思うこともあるでしょう。
それくらい、雇われていることのありがたさを痛感しました。
フリーランスは自由だけど、自分で仕事を作り続けなければいけない
フリーランスは、自由な働き方だと言われます。
それは確かにそう。
働く時間も、働き方も、ある程度は自分で決められます。
でもその自由は、裏を返せば
自分で仕事を作り、自分で稼ぎ続けなければいけない
ということでもあります。
売上が落ちた時、誰かが仕事を振ってくれるわけでもなければ、守ってくれるわけでもありません。
どうやったら売上を上げられるのか。
何を変えたらいいのか。
何が今うまくいっていないのか。
考えて、試して、また動く。
その繰り返しです。
この働き方をしていると、ふと
「私は一生走り続けなきゃいけないのか」
みたいな感覚になることがあります。
仕事が終わったからといって、頭の中まで仕事が終わるわけではありません。
売上のこと、次に何をするか、今のままで大丈夫なのか。
仕事のことを考えない時間の方が、むしろ短いかもしれません。
リモートワークは、思った以上に“ちょっとしたこと”が難しい
リモートでの業務委託の仕事は、基本的にチャットでやり取りをしています。
齟齬や記憶違いによるトラブルは、正直どんな仕事でもあると思います。
それ自体は、会社員でも同じです。
でもリモートワークだと、その“ちょっとしたズレ”の修正が意外と難しいと感じます。
現場で一緒に働いていたら、
「え? それってこういう話でしたよ」
と軽く一言伝えれば済むようなことでも、チャットだとそうはいきません。
説明不足で新たに誤解が生まれたりすることもある。
だからこそ、対面以上に丁寧に説明しないといけない場面があります。
しかも現場なら、周りの人が会話を聞いていて助け舟を出してくれたり、
「あれってどういうことでしたっけ?」
みたいな小さな確認も自然にできたりします。
でもチャット中心だと、なんてことない疑問を気軽に聞くタイミングすら難しいことがある。
業務に直接関係ない雑談が少ないぶん、その流れでできていた確認や質問もしづらい。
在宅ワークは人間関係が楽そうに思うのですが、実際には別の種類のコミュニケーションの難しさがあると感じています。
お客様対応も全部自分。理不尽なことがあっても受け止めるしかない
ハンドメイド販売は、作ること以外の仕事も全て自分。
販売、発送、問い合わせ対応、そして時にはクレーム対応まで、
全部ひとりです。
オンラインだろうと、相手は人なので、変な人がゼロになるわけではありません。
納得のいかないクレームが来ることもあります。
理不尽だと思うことも、正直あります。
でもこういう時、お店側はどうしても弱い立場です。
こちらに落ち度がないと思う場面でも、やり取りを長引かせるほど消耗してしまうことがあります。
だからこそ、どこかでこちらがある程度妥協して、早めに区切りをつけた方がいいと感じたこともありました。
在宅で働いていても、対人ストレスがなくなるわけではありません。
むしろ全部自分で受け止めるぶん、しんどい時もあります。
一人で働くのは、やっぱり心細い
一人で働くしんどさの中には、相談相手の少なさもあります。
フリーランスの人は、周りにあまり多くありません。
同じような働き方、同じような職種となるとさらに少ないです。
働き方のこと、売上のこと、確定申告のこと。
分からないことや不安なことが出てきた時に、気軽に相談できる相手がいないのはやっぱり心細いです。
会社員なら、同僚に聞けることもあるし、前例があることもある。
でも一人で働いていると、最終的には全部自分で判断するしかありません。
調べれば分かることでも、誰かに一言聞けたら早いのに、と思う場面は意外と多いです。
全部自分で考えて、全部自分で決めて、全部自分で引き受ける。
この感覚は、想像していた以上に大きいものでした。
まとめ:良いこともある。でも、それなりに大変さはある
在宅ワークやフリーランスの働き方は助かることもたくさんあります。
時間の使い方に融通がきくこと、通勤がないこと、家族の予定に合わせやすいこと。
そういう良さがあるからこそ、私もこの働き方を続けてきました。
でもその一方で、収入や将来への不安があったり、自分で仕事を作り続けるしんどさがあったり、リモートならではのやりづらさや、一人で抱える心細さもあります。
目指す収入や働き方にもよるとは思うけれど、意外と外で働く方が気楽だなと思うこともあるかもしれません。
結局のところ、どちらを選んでも、性質は違えど働くこと自体に大変さはあるのだと思います。
私自身、この働き方をいつまで続けられるかは分かりません。
それでも今は、不安もひっくるめて、この働き方で進めるところまで進んでみたいと思っています。
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